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東京竜泉窯陶芸教室

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行平鍋・土鍋・土瓶を作ろう

直火にかけられる土の中でも、比較的きめが細かく、固く焼き締まる耐熱磁器土を使った土鍋作りを紹介します。

この土は特別に厚みを残さなくても良いので、軽く作ることができます。行平鍋や土瓶など手に持って使用する器に適しています。

磁器土の一種ですから、取り扱いの注意は磁器土と同じです。ただし色の白さや貫入の有無など、一般的な磁器土とは、焼き上がりの雰囲気も異なるようです。RFで焼成した方が固くなり、土の特徴が表われます。

行平鍋
行平鍋は注ぎ口のついた片手鍋の総称で、在原行平という実在した人物の名前がついたものです。行平は在原業平の兄で、須磨に身を置いていたとき、このような形の鍋を使って、海女に塩焼きをさせたとの言い伝えから、その名前がついたと言われています。お粥を炊くのに便利に使われます。

作り方)それぞれのパーツを作り、削り仕上げをしながら組み立てていきます。ここでは、蓋がそのままお茶碗になるお粥に便利な行平鍋を作ります。


パーツ1)取っ手

 


パーツ2)口

パーツ3)お茶碗にもなる蓋

パーツ4)本体

組み立ては本体、蓋
を削ってから始めます。
口を切り整える

本体の口を付ける部分をくり貫く

しっかり付ける

取っ手も付ける

 

土瓶
土瓶はおそらく煎薬用として発注したものが、茶器に転用されたもので、湯沸しとしての用途を持っていました。火力の強いガスコンロには使いにくいため次第に茶を煎れるために用いられることが多くなり、直火にかけることが少なくなってきました。
今回土瓶を作る人は、取っ手に火があたらないよう、腰が張った形にすることが必要です。また、ガスコンロに使用する場合、底を広めに(10cm以上)確保しましょう。 その他鍋を作る時の注意 F 蓋のつまみは持ちやすく。 土鍋の蓋は熱くなります。素手で問題なく持てるつまみも鍋つかみ等を使うと持ちにくくなることがあります。
釉を厚くかけない。 釉に入る貫入と一緒に本体が割れてしまうことがあります。厚くかかる釉をさけ、装飾は下絵付などが向いています。また直接火があたるところには釉は掛けません。

陶板焼
水を使わない陶板焼は、水炊きに比べて、鍋への負担が多く掛かります。強火での使用を避けるなど、工夫して下さい。卓上の固形燃料は問題ありません。

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