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東京竜泉窯陶芸教室

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俵型茶碗

穀物を入れる俵の形を模して、鉢や茶碗などを作る手法が、萩焼に見られます。この形は実用品として使われた他に祭器として用いられたと思われています。
李朝時代に朝鮮で作られた三島手の中に、俵形の扁壷が見受けられ、おそらくこの技法が萩に入ってきたものと考えられます。他の窯場ではなかなか見ることの出来ないユニークな形をしており、アレンジも可能です。


実技(成形)

適度な量の粘土を切り分け、一個挽きを基本とします。高台をつけたい場合、先に用意しておきましょう。 徳利を作る要領で土をのばし、形を作ったら上部を少しずつ小さくして閉じてしまいます。削り仕上げをすることを考慮して、外側の形にとらわれず、内側の形をきれいに仕上げましょう。 閉じてしまうと中に空気を閉じ込めたドーム状になり、丈夫になります。このとき形を綺麗に整えましょう。

半乾きになったら、湿台にのせて削ります。底の厚みが分かりにくいので、ロクロ挽きのときに確認しておきましょう。 俵をイメージして同心円や印花で装飾を入れます。 片側を切り取って、俵形の器にした後、あらかじめ用意しておいた高台を付けます。

実技(装飾)

俵形茶碗には白化粧土を使った、三島手のものが多いので、ヘラや印花を使って素地をへこませておきます。
白化粧土を全体に掛けます。多少刷毛目が残るくらいで良いでしょう。

この、出来た形を切り分けることで別の器を作る方法はいろんな形に応用できます。筍や栗の形などを作られた方、また、大きな球体を小さく切り分けることでたくさんのお皿を仕上げた方もいらしゃいます。いろいろと工夫をしてみると思いがけない面白いものが出来るかも知れません。

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