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東京竜泉窯陶芸教室

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粉引

・ 粉引は高麗末期より李朝初期にかけて生産された高麗茶碗のうちの一つで す。

・ 茶色い粘土に白い化粧土を掛け、透明釉で仕上げたものが一般的です。器の表面にかけた白化粧土の肌合いが粉を吹いたように見えることから、粉引(こひき)あるいは粉吹(こふき)と呼ばれています。

・ 高麗茶碗とは、主に15〜16世紀にかけて日本の茶人の好みによって作られた朝鮮半島産の茶碗の総称で、三島や伊羅保,井戸茶碗などが有名です。

実技(扁壷)

1)つぶれたような個性的な形の扁壷を作ってみましょう。
口は最初に別に作って取っておきます。

2)本体を作ります。筒から胴を広げていって、丸い形に仕上げます。

3)球体に近くなるように、口を細くしていきます。最後は閉じてしまわずに、小さく穴を残します。

4)成形した後、柔らかいうちに変形させます。まず、カンナでまわりのどべどべを取ってしまいます。
高台まわりの粘土もできるだけ削ってしまいます。

 

5)板で壷の両側を挟み起こして生きながら、全体の形を潰していきます。

 

6)きれいに水平になるように気を付けましょう。


7)変形させた器体に合わせて湿台も変形させます。

 

8)水平になるように合わせて、高台を削ります。

9)最後に口を付けて出来上がり。
粉引や刷毛目にして仕上げましょう。

 

粉引に関する用語

・ 火間(ひま) →白化粧掛けをするときに器の側面(たまに内側)に赤土のままの部分 を残すこと。火間がある場合たいていそこが正面になります。

・ 御本(ごほん)→焼成中にピンクやオレンジのポンポンが出ること。高台脇やピンホー ルのあるところなどガスが通るところに出やすい。釉と白化粧の熔け る温度が違うところから出る色だが、正確に発色のメカニズムは解明 されていません。色が反転した逆御本もたまに出ます。

・ 雨漏(あまもり)→器を使っているうちにシミができたもの。たいてい灰色っぽくピン ホールの回りに出やすいので御本と混同しやすいが別の見所です。

・ 貝高台 →高台に目土として使った貝のあとが残っているもの。粉引茶碗には たまに見られます。

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