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東京竜泉窯陶芸教室

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黄瀬戸を作ろう!(NO1)

黄瀬戸は桃山時代前期に主に制作された伝統的なやきものです。

桃山時代に起こった数々の技術革新−顔料に使う銅の加工技術の向上や九州を経由して入ってきた登り窯によってきれいな酸化炎焼成が可能になったこと−によって生まれた日本を代表する陶器の一つと言えるでしょう。

 

粘土について

黄瀬戸の名前からも分かるように、瀬戸、美濃地方で作られたものです。従って粘土は同地方産出の五斗蒔土(ごとまきつち)を使用します。この粘土はさくいため焼きあがりも柔らかみのある雰囲気が残りますが使用中水を含みやすい特徴もあります。最近は改良された粘土も出ていますし、高台すべてに施釉をしてカビや汚れ等出にくくすることが多いのですが、使った後はよく乾燥させたほうが良いでしょう。

形について

ドラ鉢、向付、茶碗、香合などが伝統的な形です。ドラ鉢は平らな底、縁を鋭角に倒して輪花(りんか)と呼ばれる彫り模様を入れます。茶碗、向付は半筒状の形と銅紐と呼ばれる線、彫り模様などが特徴です。ロクロ成形が基本になりますが、タタラ作りなども、面白いでしょう。ここでは伝統的な作り方を紹介しますが自分なりのアレンジも楽しんでみてください。

ドラ鉢の作り方

底を広く平らに広げ縁を高く伸ばします。 縁を適当なところで鋭角に倒します。 倒したところがはっきりと線となって見えると器が締まります。 高台は低めの広めが多いようです。 見込みが平らで広いので大きく彫り模様を入れることができます。

茶碗・向付の作り方

基本の形ができたらお団子等で底を平らに広げます。 まず半分から下をヘラで押さえます。 間に一本紐が残るように少し間を空けて今度は上半分をヘラで押さえます。これを胴紐と呼びます。 縁が少し反るように皮をかけます。これを端反(はたぞり)と呼びます。 こちらの高台も同様に低めの広めです。この後彫り文様を入れて素焼きします。

 

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