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東京竜泉窯陶芸教室

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氷裂貫入釉について 

今からおよそ800年前に栄えた、中国南宋の郊壇官窯で作られた青磁の作品には特徴がありました。

釉に表れる貫入が、他の窯のものには見られない複雑な文様になっていました。貫入が重なったようにも見えることから、二重貫入と呼ばれていましたが、近代になって日本の陶芸家が「亀甲貫入」とか「氷裂貫入」と名付け、貫入の美しさを前面に出した作品を発表しています。

もともと貫入とは、素地(粘土)と釉薬の収縮率の違いから表れるもので、陶器質のものにはたいてい入っています。一般には釉は土より多く縮むため、釉に貫入が入りますが、氷裂釉は焼成した窯が冷める段階で、土は縮むけれど、釉は縮まないという条件になったとき生まれてきます。

二重貫入という言葉が示す通り、窯の冷却時に200℃前後でまず普通の貫入が入ります。その後常温近くで釉の厚みに対して、斜めに貫入が入り、亀の甲羅のような文様が表れます。

氷裂釉はそのままでもきれいなものですがより貫入を強調するために、墨汁や赤絵の具を使って、後から色をつけることも可能です。

実技

氷裂釉は比重の重い釉薬をたっぷり厚掛けしますので、重くなります。白土や赤土など、収縮するきめの細かい土を使って薄めに成形しましょう。

削ったところは素地が荒れていて、ピンホールが出やすくなります。少し湿ったスポンジでふいて滑らかにしておきましょう。

 

 

 

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